トライアルのバイトを辞めたい！辞め方＆辞める時の注意点と辞めた後の対処法

「トライアルのバイトがしんどい…」
「大量購入の対応が大変…」

そんな風に思ったことはありませんか？

この記事では、

について紹介しています。

「トライアルのバイトを今すぐ辞めたい」と悩んでいる方に向けて、次のステップへ進むヒントをお伝えします！

トライアルのバイトを辞めたい！正しい辞め方＆辞める手順を解説！

トライアルでのバイトを辞める手順は以下の通りです。

一つずつ、詳しく解説していきます。

辞める決心をする

まず、「トライアルを辞める」と決めましょう。

トライアルでは高校生〜シニア世代まで、幅広い年齢層のスタッフが働いています。協力し合って働く職場の雰囲気を考えると、なかなか「辞めたい」と言い出せない方もいるかと思います。

しかし、一度「辞めたい」と思った職場で働き続けても、あなた自身にいい影響はないです。

いつもは頑張って乗り切れた仕事でも疲れやすくなり、気持ちが落ち込みやすくなってしまいます。

お客様が探している商品がどこにあるか答えられないとき、レジに並ぶカートが途切れないときなど、普段の業務が大変に感じるようになる人もいます。

「なぜ、辞めたいと思ったのか？」「本当に辞めるべきか？」

不満に思っていることや改善したいことをノートに書き出すなどして、「辞めたい」と思った理由を整理しましょう。身近な友人や家族に相談するのも良い方法です。

「辞めたい」と思った自分の気持ちと向き合い、辞めることを決心しましょう。

店長やチーフに直接「辞めたい」と伝える

退職を決意したら、店長やチーフに直接「辞めたい」と伝えましょう。まずは対面で話をすることが、社会人としてのマナーです。

忙しい店長の負担にならないよう、話しかける時間帯や伝え方を工夫しましょう。

「すみませんが、少しお時間いただけますか？」と切り出し、2人きりで話をする場を作ります。

どうしても直接伝えられない方や店長が忙しく会えない場合は、LINEやメールを使ってメッセージで伝える方法もあります。

ただ、退職手続きの完了までまったく会わずに済むケースはかなり少ないです。
店長に会う機会があったら、「最初に直接伝えられずすみませんでした。」と、お詫びの気持ちを伝えましょう。

退職の理由を伝える

店長やチーフに退職理由を聞かれたら、正直に答えましょう。緊張してしまうかもしれませんが、落ち着いて静かに伝えましょう。

この時、職場への不満ではなく、あなたの生活環境に関する理由を伝えるのがおすすめです。

シフトや人間関係などの職場環境を理由にすると、職場の努力で改善されたら辞める理由が無くなってしまうからです。

「残業が多い」「あの人と一緒に働きたくない」などは避けた方が良いでしょう。

学業やプライベートとの両立など、職場環境の外にある退職理由を伝えます。

退職手続き・引継ぎ

店長に退職の意思を受け入れてもらった後は、退職日を決定し、退職に関する手続きや引継ぎを進めます。

アルバイトの場合、最低でも1ヶ月前には退職の希望を伝えるのが一般的です。あまり急に相談すると「退職予定日を変更してほしい」と相談され、希望通りのタイミングで辞められない可能性もあります。

雇用契約書が手元にある方は、退職に関する規約が載っているので確認しましょう。

退職日が決定したら、退職手続きや引継ぎをします。

退職手続きは、書類の提出がメインです。退職届に希望退職日や退職理由などを記入し、提出します。

職場によっては、退職届の他にも追加書類が必要な場合があります。期限を過ぎてしまうと、希望通りに退職できなくなるかもしれません。書類提出の期日は必ず守りましょう。

続いて、あなたの後任になる新しいスタッフが採用された場合、引継ぎが必要になります。

あなたが業務中に気を付けていること、お客様が喜ぶポイントなどを伝えます。店舗に残る同僚や新しいスタッフが困らないよう、積極的に協力しましょう。

「辞めたい」と伝えてから実際に退職するまで、予想以上に長い期間と多くの手続きが必要になります。大変かもしれませんが、問題を起こさず円満に退職するためにも、慎重に対応したいポイントです。

制服など貸与品を返却する

トライアルのバイト終了時には、制服など会社から借りているものの返却が必要です。

最終勤務日までに、返却するものを確認しましょう。破れたり壊れているものがある場合は、店長やチーフに相談します。

退職した後に「〇〇が返されていない」と連絡を受けるのは、気まずく感じるものです。後から催促を受けないためにも、分からないところは素直に相談し、確認しましょう。

最終勤務日に着た制服は、クリーニングをして返却するのが一般的です。店舗ごとにルールが異なる場合もあります。返却するものと合わせて、返却方法についても事前に確認しましょう。

最後はお礼の言葉を伝える

最後に店長やチーフ、一緒に働いたアルバイトスタッフに感謝の気持ちを伝えましょう。
レジ対応を教えてくれた主婦パートさん、シフトを代わってくれた先輩スタッフなどにお礼を伝えます。

改めて丁寧に感謝を伝えることで、お互いに気持ちよく、温かい雰囲気で退職できます。

「ありがとうございました。」の一言があるだけで、良い関係のまま退職できるでしょう。

トライアルのバイトを辞めづらい場合、即日辞められる退職代行がおすすめ

これまで説明したように、トライアルのバイトを辞めるのは意外と大変です。

トライアルのバイトを辞めたい！伝えやすい『辞める理由』とは

トライアルのバイトを辞める際に伝えやすく、理解を得られやすい『辞める理由』を4つご紹介します。トライアルのバイトを辞める際には、この中から伝えやすいものを選んでみてください。

業務内容が合わない

トライアルではレジ対応のほかにも、様々な職種があります。青果や精肉、惣菜やベーカリーなど、採用は部門ごとに行われることが多いです。

しかし、状況によっては定員がいっぱいになってしまい、希望どおりの部門で働けないこともあります。想像とは違う業務内容に、どうしても慣れないスタッフもいるようです。

「店長の指示に従い仕事を覚えようと努力しましたが、自分には向いていないようです。」と、配属先の業務に適性がないことを伝えます。個人の適性を変えることは難しいので、店長も引き留めにくいでしょう。

ただし、体力の負担や家庭の事情など、業務外での問題もあわせて伝えましょう。「他の部門に空きがあるから」と、配属先の変更を提案されずに済みます。

学業や家庭との両立が難しい

トライアルのバイトを続ける中で、学業や家庭との両立が難しくなることがあります。24時間営業のため時間帯によっては人手不足になりやすく、店舗によっては急な休みも相談しにくい環境です。

家族や自分の体調不良、学生は課題やゼミが増えたときに困ってしまう人が多いようです。

特に学生は主婦パートに代わって、土日や祝日・年末年始の出勤をお願いされることがあります。毎回断るのも申し訳ないと感じるでしょう。

「授業やゼミが忙しくなり、バイトとの両立が難しくなりました」など、学業や家庭の事情で忙しく、スケジュールに余裕がないことを伝えましょう。

収入を得ることは大切ですが、学校や家庭の理解がなければ働き続けることはできません。

トライアルでは多くの学生や主婦が働いており、それぞれ様々な事情を抱えています。学業や家庭の事情で退職するスタッフも多く、店長も納得してくれるでしょう。

体調を崩しやすくなった

一度にたくさんの買い物をするお客様が多いトライアルでは、体力や精神的負担から体調を崩してしまう場合があります。

重い買い物かごを持ち上げたり、商品補充を何度も繰り返すうち、足腰に負担がかかります。作業中にお客様から商品の場所を聞かれることも多く、広い店内を何度も往復することも珍しくありません。

ひとりのお客様が買う商品の数が多ければ、それだけレジ対応の時間も長くなります。清算を待つ列が長くなるほどプレッシャーを感じ、精神的負担を感じるレジスタッフもいるでしょう。

長時間働くと疲れ切ってしまい、「もう何もしたくない…」と帰宅後は動けない状態になることもあります。

「忙しさから体調を崩しやすくなり、これ以上続けられない」と、トライアルで働くことが負担になっていると伝えます。

体調が悪いことを知った上で、無理に働かせることはできません。店長も引き留めにくいでしょう。

新しい目標や夢ができた

トライアルで働く中、新しい目標ができる人もいるでしょう。前向きな理由は、店長やチーフも応援してくれる可能性が高いです。

「別の仕事をしてみたい」「将来のために、手に職をつけるための専門学校に行きたい」と、あなたの目標や夢を素直に伝えましょう。

嘘をつかず誠実に伝えれば、店長に熱意が伝わります。気持ちよくあなたを送り出してくれるはずです。

トライアルのバイトが辞められない。引き留められる場合とは

トライアルのバイトをすぐに辞めたいと思っても、店長やチーフから引き留められて辞めにくい状況になることもあります。

引き留められるケースを3つご紹介します。

一つずつ、詳しくお伝えします。

新しい人が入るまで続けるよう説得される

24時間営業のトライアルでは人手が足りないことが多く、特に土日や年末年始は混雑がひどくなります。ひとりでも辞めてしまうと、シフトが組めない店舗もあるでしょう。

「新しい人が入るまで、退職を待ってほしい」

店長から退職を先延ばしにするようお願いされることもあります。ずるずると期限を延ばされ辞められず、気が付いたら「退職の相談から半年以上もトライアルで働いている…」ということになるかもしれません。

頼りにしていたのに…と情に訴えられる

あなたがベテランスタッフの場合、「頼りにしていたのに…辞めないでほしい」と情に訴えられる可能性があります。トライアルで働いた年数が長く、経験豊富で担当部門の業務を知り尽くしているスタッフは店長にとって心強い存在です。

大変だった時期を一緒に乗り越えた思い出話などをされ、「やっぱり私が辞めたら、この店が回らないかも…」と考え直してしまう人もいるでしょう。

長く働いた職場ほど思い入れがあり、情に訴えられると退職の決意が揺らぎがちです。「自分の退職で職場に迷惑をかけたくない」と、働き続けることになります。

業務内容や待遇の改善を提案される

トライアルのバイトを辞めたい理由が「シフトが合わない」「時給が安い」など職場環境にある場合、「都合が合うようにシフトを変更する」「時給アップを検討する」と改善案を出され、辞められないことがあります。

しかしここで注意したい点は、あくまで「改善案を提案されているだけ」ということです。

「環境が良くなるなら…」と退職せず、復帰しても一向に状況が良くならない場合も考えられます。

結局、職場環境は全く変わらず、「辞めたい」と思った環境のまま働き続けることになる可能性があります。

トライアルのバイトを辞める時の注意点！

トライアルのバイトを辞める際の4つの注意点はこちらです。

スムーズに退職するためにも、一つずつ確認しましょう。

退職の意思は早めに・はっきり伝える

忙しい店長やチーフに遠慮してしまい、退職を切り出せない方もいるでしょう。しかし、早めに・はっきり伝えると希望通りに退職できる可能性が高くなります。

トライアルのようなシフト制の職場では、1ヶ月前には退職の意思を伝えることが望ましいとされています。急な退職は店長や同僚スタッフへの影響が大きいです。余裕をもって対応できるよう、なるべく早めに行動しましょう。

また、店長の迫力に押されて「辞めたいと思っています」とあいまいに伝えるのはおすすめしません。はっきり「〇月〇日で辞めます」と宣言します。

職場の悩みを「相談」していると勘違いされないよう、退職の意思をしっかり伝えましょう。

制服など貸与品はすべて返却する

企業によっては退職したスタッフによる犯罪防止のため、制服など貸与品の回収を厳しく行っています。退職後も制服を着用し、店内に侵入して窃盗するケースもあるからです。

退職後は、あなたはトライアルのスタッフではなくなります。制服やマニュアルなどの返却は、しっかり対応しましょう。

職場の不満をぶつけない

勤務中に溜まった職場の不満を、店長や同僚スタッフにぶつけるのは避けましょう。

「この店舗は、ここがおかしいと思う」
「辞められてスッキリする」

どうせ退職してしまうからと、今まで我慢してきた思いを吐き出してしまう人がいます。

働き続ける店長や同僚スタッフは聞いていて暗い気持ちになりますし、あなた自身の印象も悪くなります。

何かの機会に、店長や同僚スタッフと再会するかもしれません。退職後、あなたがトライアルを利用することもあるでしょう。

できるだけ穏やかに職場を去るのがおすすめです。

最後までしっかり働く

退職の手続きが進むと、少しずつ仕事のモチベーションが下がってしまう人もいます。退職が近いかどうかは、お客様には関係ありません。退職日当日まで、しっかり働きましょう。

気のゆるみからミスをしてしまい、大きなトラブルに発展する可能性もあります。内容によっては弁償が必要になったり、希望通りに退職できなくなってしまうかもしれません。

円満に退職するためにも、最後まで業務に集中しましょう。

トライアルのバイトを辞めた後は新たなバイトを探そう

トライアルのバイトを辞めて、落ち着いたら新たなバイト探しをしましょう。